この記事は次の様な方におすすめ
- 受講者講習会を受けるか迷っている。
- 受講者講習会の中身を知りたい。
- 受講者講習会に行くべき理由を知りたい。
こんにちは。「狩猟と釣りとガレージと筋トレ」のリョウです。このブログでは自分が最初困った事や感じた事について発信をしています。今回は狩猟を始めるにあたって無くてはならない狩猟免許を取得する方が受講できる講習会について書きました。お金もかかるし1日潰れるしで行くのを悩んでる方はぜひ見ていってください。
狩猟の他には釣りや車やバイク、筋トレなど記事にしています。見て良かったと言ってもらえる様な記事を心掛けて書いていきますのでよろしくお願いします。
受講者講習会は受けた方が良い?
新規で狩猟免許を取得しようとする場合は銃猟、罠猟、網猟の全てにおいて受講者講習会を受ける事が可能です。
私の住んでいる地域においては受講者講習会を受けるために¥7,000の実費負担が必要になります。
平日の火曜日や水曜日に講習会を開く事もあるため会社に勤めている方はわざわざ休みをとって
講習会を受けに行かないといけません。
さらにその一週間後には試験日ということもあり二週間連続で会社を休むというハードルを超えなければなりません。
私の会社は比較的休みを取りやすい会社ですがそれでも二週間連続は周りの目線が気になります。
そんな思いをしてまで講習会を受けに行った方が良いのか?
免許が本気で欲しいなら受講してください。
逆に言えば落ちても良いと考えている方は受けなくてもOKです。(そんな方いる?)
私は会社を休んで、講習会の費用を払ってまで受講しに行ってほんとに良かったと思いました。
その理由をこれから書いていきます。
受講者講習会とは?
受講者講習会は狩猟免許の受験資格を得られた方が受けられる講習会になります。
都道府県の猟友会が講習会を開催しています。
受講するにはまず狩猟免許の申請をする必要があります。
講習会の日程
私の住んでいる地域では、試験の一週間前に講習会が開かれ、年間で試験が5回あるので講習会も5回になります。
そのうち2回が平日の開催で土日が休みの方は会社を休んで行かなければいけないため急がないのであれば土日に開催する日に試験を受ければ良いです。
逆に平日が休みの方は試験日と重なるとわざわざ休みを取らなくてもイイです。
私は、とにかく早く欲しかったのでその年1番の試験を仕事を休んで取りにいきました。
講習会参加資格と申し込み
受講者講習会を受講するには狩猟免許を受験する方のみ受講する事ができます。
免許はまだ取らないけど講習だけ受けに行こう!
というのはできません。ほとんどいないと思いますが。
受講者講習会までの詳しい流れ
受験したい狩猟免許の申請を行います。
私の地域では仮申請をして抽選で通った方が試験を受ける事ができます。
抽選が通った段階で連絡(メール)が来て狩猟免許の本申請と受講者講習会の案内がありました。
狩猟免許の申請書類提出先と受講者講習会の申込先は違うので注意が必要です。
狩猟免許→自然保護課又は住所地を所管する地方振興事務所又は地域事務所林業振興部
受講者講習会→各都道府県の猟友会
私の地域では申込書に必要事項を記入してポストに投函でした。
案内があればそれらに従って申し込みを行ってください。
送金方法は口座振込か現金書留の2種類になります。
自分が受講する種類の数で金額が変わるので間違えない様に入金をします。
STEP2とSTEP3は順番が逆でも大丈夫です。
受講者講習会の申し込みをポストに投函して2日後から3日後くらいには書類が届きました。
書類の中身は
- 講習会当日の注意事項
- 狩猟読本
- 狩猟免許試験例題集
- 猟友会への案内
狩猟読本を手にした瞬間はハンターに一歩近づいた気がしてテンションが上がりました。
指定された日に書類を持参して会場に行きます。
会場に着いたら受付をして講習を受けます。
あとは寝ない様に頑張るだけです。
費用
受講を受けるための費用は都道府県によってばらつきがある様です。
私の住んでいる地域では1つの免許で受講する場合は¥7,000でした。
2つ同時受講の場合は¥7,500、3つ同時受講の場合は¥8,000となっています。
同時受講だとお得感があります。
でも勉強する範囲も増えるので大変かもしれません。
教科書と例題集
受講に申し込むと狩猟読本と狩猟免許試験例題集をもらう事ができます。
狩猟読本と狩猟免許試験例題集は各都道府県猟友会でも購入が可能です。
免許取得して年数が経つと変わっていることもあるので定期的に購入して勉強した方が良いです。
大日本猟友会のサイトには他にも狩猟に関するおすすめの本があります。
受講者講習会の中身
どんな講習をするのかというと
午前中は学科と狩猟鳥獣の識別、午後は実技試験に向けての対策になります。
学科も実技もほとんど試験に出るであろう部分を抜粋して教えてくれます。
講師の方が「重要だよ」と言った箇所を覚えていけば確実に受かるレベルで試験に挑めるはずです。
狩猟鳥獣の識別は狩猟読本で暗記しましょう。
実技講習がとても重要でくくりわなと箱罠のどちらかを選んで設置しなければいけません。
ほとんどの方が初めて触れる猟具であるためブッツケ本番では厳しいと思います。
実際にやってみると簡単ですが何も教わらない状態では設置はできないと思います。
何度も時間の許す限り気が済むまで練習しましょう。
実技講習の日が試験日までに猟具を触れる最後の日になります。試験日まで一切触ることはできません。
受講者講習会に行った方が良い理由は?
狩猟の世界はこれから始めようとしているほとんどの方が身近ではないと思います。
- 親が狩猟をしている。
- 友人が経験者で誘われた。
この様な環境でない限り教わる手段はネットや本になると思います。
学科試験ならしっかり勉強すれば試験に合格するレベルまでは充分に可能だと思います。
しかし、実技はYouTubeなどの動画で検索可能ですが手で触れることはできません。
試験とは少し違う形のものが出てくる可能性もあります。
講習会を受けていれば本番と同じもので練習が可能です。
せっかくお金を払って試験を受けるので一発合格できる様に講習会に参加するべきだと私は思いました。
まとめ
受講者講習会を受けるか悩んでいる方は答えが出たでしょうか?
私の意見としては、参加してほんとに良かったと思いました。
私が参加した時の講師は狩猟での体験なども教えてくれてそれだけでも楽しい講習会でした。
ぜひ皆さんも講習会に参加して試験に万全の状態で挑んで合格して狩猟の世界に飛び込みましょう!